どうも。ルーボです。
これから浪人生活が始まる人。
いま浪人生活を送っている人。
浪人をしている人が常に抱えている不安は
「志望大学に受かることができるかどうか」
だと思います。
私も浪人経験があり、ふと考える時間があると
このままの勉強量、質で本当に受かることができるかどうか
ものすごく不安になることが多々あります。
努力すれば絶対に受かる。とは言い切れませんが
間違っていない方向にしっかりと努力をすれば
志望校に合格できる可能性は上がると思います。
今回は私の経験上、志望大学に受かるために
効果的であったと思うことについてご紹介いたします。
勉強内容などは受験校や偏差値によって変わってくると思うので
基本的で一般的なことにとどめたいと思います。
1.基盤を構築する
何をするにも基本をおさえることが近道といいます。浪人においての基礎となるものはなんでしょうか。私は浪人を成功させる基盤となるものは、経験上この3つだと思います。
◆勉強の習慣化
◆メリハリ
◆モチベーションの維持
これらを築いて、やっとこさスタートライン立てるといっても過言ではありません。
⑴勉強の習慣化
浪人の主たる目的は大学受験に受かるために勉強することだと思います。まずは1年間しっかり勉強をすることができるか自分に問うてみてください。はっきり言って1年間勉強中心の生活はなかなかつらいです。
勉強を継続していくには、勉強することを当たり前にして苦にならないようにしなければなりません。
その1つの方法として、予備校があります。学校のように授業を受けることができ、自習室もあるため、勉強が習慣化しやすいです。予備校の選び方は下記を参考にしてください。
しかし、予備校はお金がかかりますので、誰しもが選択するわけではないと思います。私の場合、予備校の一番授業数が少ないプランで年間70万円弱かかりました。
そこで、全員ができることで勉強を習慣化する方法として、「1日のスケジュールを決めて書き出す」ということをおすすめします。私は予備校に入っていましたが、これもやっていました。こんな感じです。
基本的にはこれに沿って行動するだけで勉強の習慣化が簡単にできると思います。あとは後述していく方法で質も高めていきましょう。
⑵メリハリ
勉強する時間と勉強しない時間をはっきりさせることです。
1年間あるので、ご飯と睡眠以外はずっと勉強する!と意気込んでも、なかなかできるものではありません。できたとしても効率が悪くなることが多いと思いますが。
逆に1年間もあるし、ほどほどに勉強すれば大丈夫でしょ。ってなるとズルズルと勉強しない時間が増えて学力低下してきます。
なのでまずは、勉強の習慣化と少し被っちゃいますが、↑の1日のスケジュールを組んで、勉強する時間を決めましょう。
逆に言えば、スケジュールを組むことはそれだけ大事なんです。後述する質を高める方法でも、これより細かいスケジュールなどが出てきます。
そしてまたまた被りますが、予備校に入るとメリハリはつきます。9時に受験始まりますので。
予備校に入らない人は、勉強する場所をしっかり決めましょう。家の勉強机なのか図書館なのかファミレスなのか。どこにせよ自分にあった場所をしっかり決めることでメリハリをつけれると思います。
また、完全オフ日もつくってあげても良いかもしれません。私は土日も5時間勉強すると決めていましたが、月に1回完全オフ日をつくって遊んでいました。後述するモチベーション維持にもつながります。
オフの頻度は自分の性格と相談してみてください。ただし、妥協や甘えで休日つくると後で後悔すると思います。
色々と言いましたが
メリハリに一番大事なのは気持ちです!
スケジュールに勉強と書いてる時間に机に座って携帯を触っているのは勉強ではありません。スケジュールに沿って強い気持ちをもって、メリハリをつけて行動しましょう。
(3)モチベーションの維持
これが浪人生活最大の鬼門です。でも最も重要です。
私が効果があると思ったモチベーションを維持させる方法を3つ紹介します。
①日々の生活に楽しいことを散りばめる
前述したオフ日を作ることもそうですが、楽しいことを予定しておくことで、日々の勉強を頑張ることができます。
オフ日の他に私が効果を感じたのは、その日の終わりに楽しみをつくることです。私の場合、毎日連続ドラマを見ることを習慣化することで、帰ったらドラマ見れるから頑張ろと思えました。
単純なことですが、案外効果があると思います。趣味でも何でも良いと思うので、ぜひ実践してみてください。
②模試の目標点数を決める
勉強をやる上で、やはり具体的な目標があるとモチベーションが上がります。
センター模試とかは目的の点数を立てやすいですが、記述は難しいと思うので、偏差値や判定でも良いと思います。
③キャンパスライフを描く
これは①と似てしまいますが効果あります。単に楽しいことを思い描くだけだなく、具体的にやりたいことなどを書き出してみると良いと思います。
あとは私はオープンキャンパスに行ったことがけっこう効果的でした。行きたい気持ちが強くなってモチベーションあがります。
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2予習・復習
これはどの予備校講師も言ってますが、私の経験からも、とても大事だと感じました。勉強の質に影響してきます。
特に復習です。
予習は講義を受けている場合に限ることですが、予習することでより深い理解を促すので、非常に効率的に吸収できます。
復習は非常に大事です。受験においての勉強の目的は、吸収して理解して、受験で解答できるようにすることです。1回やったからといって問題を解けるとは限りません。反復して復習し、理解・吸収をしきって、問題に解答できることが重要です。
私は凡人だったので、何回も復習しました。また、どの教科に対しても、三色の付箋を理解度ごとに張り分けて、理解・吸収しきったら付箋を外すということをやってました。割と簡単にできるのでやってみてください。
3大計画と小計画を立てる
大雑把な計画と細かい計画ってことです。勉強の質も高まりますし、モチベーションも維持でます。
大計画は入試日、模試の日程を1つの基準にします。そこまでになにをやりきるのかを決めます。それが大計画です。そして、それを達成するために月ごと日ごとになにをやるのかを決めます。そうすると自ずと小計画になっていきます。
例えば
大計画:入試日までに英単語帳(p300)を3周する
→4,5,6月で1周する
→4月はp1-p100をやる
→1日あたり5ページやる(土日除いた20日/月):小計画
このように目的を決めてそれを達成するためにはその日に何をやらなければならないのかを明確にすると、やる気も出ますし、意味のある勉強になってくると思います。
どの教科においてもこの方法で大計画をたて、それをバラしていきましょう。
各教科の小計画がある程度きまってきたら、それが実現可能か判断し、調整しましょう。
その日にやることと、それにかける時間を決めていくとキャパオーバーかどうか分かります。
具体的にいうと、前述した1日のスケジュールの勉強を教科毎に分けて、さらには教材の単元やページ数ごとに分けて、それに対してどのくらいの時間をかけるかを決める感じです。
例
16:30-17:00 英語の長文
17:00-18:30 数学の積分参考書のp25~p29
こうすることで、毎日効率よく勉強することができます。
『大計画と小計画を決める』
日々の進捗も分かりやすくなって積み重ねていくと自信にもなります。
予定より遅れてきたり早くできたりすれば、それに応じて大計画も変えていけば良いと思います。あまり変えすぎるとモチベーション低下の要因になるので、最初の大計画は無理のない範囲が良いです。
最後に
これらのことをこなしていけば
自ずと自信という何よりも効く薬を得ることができます。
私は浪人して志望大学に受かることができましたが、基盤を最後まで揺るがすことなく過ごせたことが成功した一番の要因だと感じています。
また、何をするにしても
習慣化、メリハリ、モチベーションの維持
は重要になってきます。
私はまだ30年弱しか生きていませんが、これらのことは大学、大学院、社会人どれをとっても大切さを痛感しました。
浪人中だけでなく、人生を考えた時に、10代でこれら基礎を経験しておくことは非常にメリットがありますのでぜひ実践してみてください。
悩むことや、つらいこともあると思いますが
人生で考えればたった一年ですので、頑張ってください。
でわ、また。