どうも。るーぼです。
中学や高校の成績は次のステップに進学するために大きく役立つ時があります。場合によっては、成績が良ければ筆記の試験を受けることなく進学することができたりします。私も高校への進学は筆記試験を受けずに成績による評価でパスしました。
中学の時は優等生で(言ってくれる人がいないので自分で言いました。。。)
成績はなんとオール5でした。(10年以上前の栄光、、、)今もオール5という言い方をするのでしょうか?もう5段階評価の時代は終わったのでしょうか?
何はともあれ、私はその成績のおかげで県内でもトップクラスの高校に進学することができました。
成績はとっておいて損なことはないと思います。そんな事いっても簡単に好成績をおさめることは難しいです。なので今回はオール5の経験がある私が、少しでも成績を上げる方法
もっといえばオール5をとる方法についてご紹介したいと思います。
言ってしまえば成績をつけるのは先生なので、成績については先生の方が詳しいかもしれませんが
今回は私の経験上のもっとも効率のよいオール5へのアプローチの仕方について書きたいと思います。
また、私がオール5であったのは中学校の時でしたので、中学校での成績のとりかたに特化したいと思います。
テストは重要
当たり前ですが、学校の成績とテストは密接な関係にあります。なので基本的にはテストを頑張れば成績は上がります。テストの成績を上げる方法は勉強することに尽きますが、テストの成績を上げることに特化した勉強法はあります。
それは授業をしっかり聞くことです。
しっかりノートをとって、それにそって勉強(暗記)をします。
そして先生の気持ちになって、この先生ならどういうテストを作成するかを考えて
教科書からテストに出そうな箇所の一部を勉強(暗記)します。
経験上、授業中ノートにとったところやプリントを完璧にすれば80~90点はとれます。
教科(先生)によってはノートだけでは補いきれないので、上記の方法で教科書で補完します。これで90~100点にのっけることができます。
そもそも、勉強の頑張り方が分からんとう人はこちらの記事を参考にしてみてください。親目線で勉強させる方法書いてますが、本人が観てもモチベーションはあがるかもです。
勉強は相当頑張らなければ、結果がでてきませんが
教科書以外の教材や参考書を買ったり、塾に通う必要は必ずしもないということです。
そして、オール5に特化するなら、100点をとる必要はありません。
イメージはすべての教科で90点以上をとることに注力します。
具体的にいうと、得意な教科は日々の授業で理解を深めて、試験前に少し見直す程度にして、苦手な教科の勉強に力と時間を注ぎます。何回も言いますが、オール5をとるのに必ずしも100点はいらないからです。
必ずしも成績=能力ではない
中学校の成績を良くするには必ずしも能力が高い必要はありません。逆に、能力が高いからといって必ずしも成績が良いとは限らないのです。
分かりやすい例でいうと、世界で活躍する卓球の張本くんは体育の成績が5段階評価の3らしいです。誰がどうみても突出した才能を持っているのに体育の成績は3なのです。
つまり、成績5をとるにはどんな教科にせよ、どのように成績がつけられているかの仕組みを理解して、それに合わせて効率よく成績をとっていく必要があります。
そして、その成績の仕組みというのが
細かく分かれた観点別評価というものです。簡単にいうと満遍なくそこそこできることが重要になってきます。先ほどの、すべてで90点以上が目標という感じです。
絶対評価とか相対評価という話もありますが、経験上あまり重要ではないと思っているのでここでは割愛します。
言いたいことは、全ての教科に対して能力がなければオール5がとれないというわけではないです。
仕組みを理解して、賢くオール5をとりましょう。
私のスペック
少し余談になりますが
今までの私の人生を教科ごとにみていくと
音楽:カラオケで70点台しかとれないくらい音痴
美術:設計業務に支障がでる程に絵心・センスが無い
体育:バスケのレイアップができない
社会:島根と鳥取の位置関係が分からない
国語:センター試験100/200だった
など理数系以外は全然ダメでした。そんな私でも中学校ではオール5がとれたわけですので、誰にでも可能性があるといえるでしょう。
通知表の観点別評価
通知表の評価が書いてある左側を見てみると、なにやらAやらBやら書いてあります。学校・地域によって表し方が違うかもしれませんがおおむね
・関心、意欲、態度
・思考、判断、表現
・技能
・知識、理解
だと思います。
過去の栄光を引きづりだしてきました。数少ない栄光なのでちゃんと残ってました。笑
国語以外は四項目に分かれています。これが観点別評価です。
この観点別評価を分かりやすく点数に換算します。
A゜・・・3点
A・・・2点
B・・・1点
私の学校の場合、A゜×2、A×2つまり10点以上であると成績が5になるということです。↑の写真にはないですが、A゜×3、B×1であっても成績5であったことがあったので当たっていると思います。
観点が4つあるので全部A゜だと12点です。つまり、10点/12点=83%とれれば5がとれるのです。先ほども似たことを書きましたが、全ての教科・観点で90%を目指せば結果にコミットしてくる感じがイメージできると思います。
ただ、観点によって比重が違うという噂を聞いたこともあるので一概にはいえないかもしれません。(例えば体育の関心のA゜は2.5点、技能のA゜は3.5点とかです。)
これらは私の経験からの推測した予想なのであくまで参考までにしてください。周りに親しい学校の先生がいたら聞いてみてください。
ただ、この観点別評価と成績(内申点)の関係をしっかり理解することでがむしゃらに頑張るわけではなく、ピンポイントに頑張ることで成績アップにつながります。私はこの法則・仕組みを中学在学中い気付くことができ、それに合わせて勉強もやっていました。
例えば、A゜A゜A゜Bという評価の教科があった場合、次の学期にはBの観点を重点的に頑張るという具合です。
基本的には、テストは頑張らなきゃいけないですが、テストの問題によって知識の問題や思考の問題など観点が分かれているので
自分の苦手なところを重点的に対策すると良いと思います。
テストを見返すと問題の付近に観点が書いてあることがあります。書いていない場合は先生に聞くと教えてくれると思います。教えてくれなくとも、観点項目とテストの問題を見比べると案外予想がつきます。
私の経験で一番効果を感じれたのは
関心・意欲の観点です。
成績表で関心・意欲がBやAであった時は、次の学期で手を挙げる回数を増やしたり、宿題にプラスαの自分でつくった課題をやって提出してみたりと対策を講じた結果A゜にすることができました。
これらのように、頑張りどころを明確にして対策を講じる。繰り返すことで徐々に効果が出てくると思います。受験に使う成績は大抵が3年生の成績なので、この成績を上げていく感覚を1、2年生で磨いていくと良いと思います。あとは相対評価やら絶対評価やらありますが、やることはあんま変わらないので気にする必要はないかと思います。
成績をつける先生も人間
最初に言いますがこれは正攻法ではないです。あまりおすすめもしません。簡単にいうと情に訴えかけるという方法です。
私は中学2年生の時、音楽だけが4で他の教科は5という成績でした。そして、3年生になった時の担任の先生が音楽の先生だったのです。
音楽の筆記のテストは満点に近いほど頑張っていたのですが、如何せん音痴なので実技がだめだめでした。
そこで私は三者面談の際に「音楽だけが4なんです、、志望校に行くためにはオール5がどうしても必要なんです。。。」と訴えかけました。笑
今どきはモンスターペアレントとかあるので親からの圧力あったりするかもしれませんが、私の場合は私自身で言いました。今思うとなかなか図太いですね。(笑)親が言うより生徒が切実に訴えたのがかえって良かったかもしれませんね。
これが 功を奏したのかは今でも定かではないです。もちろん、リコーダーをめっちゃ頑張ったとか合唱のパートリーダーと共に自主練を積極的に行ったとか他の努力も行ったので、これらの効果があったからかもしれません。結果的に音楽も5となり、オール5をとることができました。
情に訴えるまではしなくても
成績を上げるためにどうすれば良いかを先生に相談するのは良いかもしれませんね。この観点は具体的に何を頑張るとよいのかなど、可能な範囲で教えてくれると思います。コミュニケーションをとることで成績を上げたい気持ちとかも伝えわると思うので効果はあると思います。
最後に
まとめると
①基本的にテスト頑張る
②観点別評価と成績(内申点)の関係を理解する。
③自分の頑張るポイントを把握し、そこに注力する。
④先生に相談してみる
みないな感じでしょうか。
ここまで書いておいてなんなんですが、中学の成績でオール5をとったことは、高校受験をパスしたことと、努力が結果に反映された経験を得れたこと以外で、人生においてほとんど役に立っていない気がします。笑
というのも、私の場合は成績をとるための努力しかできておらず、それらは初戦その場しのぎでした。何もやらないよりかは良かったかもしれませんが、、、
本当に必要な努力や勉強は原理を根底から理解し、考える力を養うことです。これらが学生のうちにしっかりできていると、大人になったとき、特に理系サラリーマンになったときに苦労しません。なので、成績もとりつつ大人になったときにためになる勉強の仕方をすることをおすすめします。
そのような勉強法についてはこちらで詳しく書いていますので参考にしてみてください。
でわ。また。