どうもルーボです。
エントリーシート(以下ES)には必ずと言っていいほど「志望動機」を書く欄があります。そして、それだけ必須の項目ということは、それだけ重要な項目ということです。そんな志望動機ですが、いざ書こうと思うと案外難しく、書けたと思ってもありきたりの文章になってしまうことがあります。
そこで今回は
就活時代に技術系総合職のESを30社提出し、30社全て通った経験のある私が、通る志望動機の書き方をご紹介していきたいと思います。
私が受けていたのは技術系総合職ですが、今回紹介するないようは文系の方が受ける職種においても、根本的な書き方や気を付けるところは同じだと思いますので参考にしてください。
また、ESの出す数についてやESの基本的な書き方についてはこちらをご参照ください。
『志望動機』をかく
当然ですが志望動機の欄は志望動機を書きます。では志望動機とはなんなのか。志望動機は「なぜうちの企業を志望するのですか?」ということです。なのでまずは『なぜ』 にしっかり応えることが必要です。当然のこととは思いますが、案外できてない場合があります。
例えば化粧品業界のあるメーカーを志望しているとします。そこの志望動機の一行目に「私は微粒子の研究をしていたため、その経験を活かし化粧品を開発したいと考えています。」という文章を書いたとします。これは志望動機を書いているようで志望動機ではありません。
「なぜうちの企業を志望するのですか?」と聞かれているので、慣れるまでは「~という理由から貴社を志望します。」というくらい分かりやすく応えることをおすすめします。そして、その業界を志望している理由も大事ですが、その企業を志望する理由をしっかり応えなければ『志望動機』とはいえません。
理由の数を述べる
ただ理由述べるのではなく、いくつ理由があるのか明記しましょう。
「私が貴社を志望する理由は三つあります。一つ目は~。二つ目は~。三つ目は~。」
というように、理由の数を最初に明記することが重要です。
読み手にとって分かりやすい文章になりますし、文章に区切りができて自分も文章を書きやすくなります。1つの理由で想いを綴ってもよいですが、冗長になりすぎると結局何が言いたいのか伝わらない恐れがありますので、いくつかの理由に分けた方が良いと思います。 400字の規定であれば、理由は2~3つを目安にすると良いでしょう。
理由をしっかり述べる、数を明記するは社会人になってからも重要なことですので
学生のうちに習慣にしておきましょう。
主語は私
ESを書いている人がその企業を志望するわけなので、書く文章の主語ももちろん『私』です。なので、「化粧品業界は~。貴社は~。」などの文章は基本的には書く必要がないと思います。その企業・業界をどれだけ理解しているかを示したいという意図で書きたくなりがちですが、あくまでも志望動機です。その志望動機をいうための必要な情報として書く場合は良いと思いますが、ESは文字数が限られているのでそのような文章は最小限にし、『私』を主語とした文章で自分の想いを書きましょう。
『私』がどう考えて、『私』がどう行動したか。これは志望動機に関わらずESのどの問いに対しても重要なことです。もっといえば社会人になって仕事をしていく中でも大事なことです。
最後に
志望動機はESの各問のなかでも最も重要な項目といっても過言ではありません。他の項目は使いまわしができたりしますが、志望動機はそうはいきません。また、面接に進んだ時も志望動機+どういう仕事をしたいかをしっかり聞かれます。
しっかりと考えて、しっかりと時間をかけて、質の高い志望動機を仕上げて就職活動を頑張ってください。
では、また。