どうも。ルーボです。
浪人中って勉強以外にしないの?
浪人って人生で無駄な時間で最悪だ~とか
思っている方は多いと思います。
私は1年間の浪人生活の経験があるのですが
ふりかえってみると非常に有意義な1年間でした。今のところ、私の人生の中でもトップクラスに濃い1年でした。浪人の期間を自分にどう活かすかは自分次第です。
そこで、今回は
浪人生活を長い人生の中で有意義なものにするために、私の経験上、やっておくことをおすすめする4つのことをご紹介致します。
浪人の一番の目的である志望大学の合格のためにやるべきことは別で記事にするのでそちらを参考にしてください。
今回は長い人生を考えたとき
人生を少しでもより良くするために
やっておくべきと思うことに
焦点をあてて紹介します。
1教養を身に着ける
これは浪人生活だけではなく、人生のいついかなる時にも言えることかもしれません。ですが、あえてこれを入れたのは理由がありまして
浪人中の方が情報がインプットされやすいと感じたからです。学生生活に比べ習慣化されたサイクルで勉強し脳が動いていたからか
よく分かりませんが、、、、
具体的には、今までしたことがなかった
・新聞を読む
・本を読む
を習慣化して行うことができました。
これらは、正直にいうと大学に入ってからやらなくなってしまったのですが、逆にいえば、自分にとっては浪人したからこそできたことで、この経験は今振り返っても、自分の人生を豊かにしたと思います。
2趣味をつくる
これは娯楽になりますが、今趣味となっていることの土台は、浪人時代に形成されたと思います。私の場合は映画です。
浪人時代はスケジュールを決めて、その通りに生活していたので映画をみる二時間を生活に組み込むことが容易でした。
もともとテレビっこでダラダラとテレビを見ることが常だったのですが
ある時、いつもテレビを見ている時間に、映画を見た日がありまして、その時にいつも以上の充足感を感じました。
これがきっかけで、いくつか映画を見ていると好きな映画や映画の魅力に気付き出しました。
この時に映画を好きになれたことで
映画を見る習慣が根付き、人生が豊かになったなと思います。
なので、隙間時間の勉強の息抜きに、人生を豊かにする趣味を自分から探してみることもよいのかなと思います。
3自己分析を行う
高校を卒業する前までに自己分析をする機会はあったでしょうか?
私は就職活動を行う時まで自己分析をしたことはありませんでした。
高校生活は日々の生活、部活、遊び、受験勉強など目の前のことに一生懸命で、ただただ時が過ぎ、いつの間にか高校を卒業していました。
大学生活も高校生活より時間があるはずですがなんだかんだで目の前のことに時間を費やして、就活が始まるときにやっと自己分析を行うことがほとんどだと思います。
浪人生活では、学生時代に比べ一人でいる時間が増えます。 そのため、学生時代よりも考えることが多くなります。
私はこの浪人という期間に、自分の人生を振り返り、「自分がどういう人間であるか」ということを考えることができました。案外、大人になるまでに考える機会がないので良い経験になりました。
また、後述する就きたい職業や今後の人生について考えるきっかけになります。そして、ここで考えたことは後の就職活動に活きたり
人生のいい糧となったりします。
4就きたい職業、人生を考える
私的には、これを優先してやることをおすすめします。私はこれについて深く考えきれていなかったことに、社会人になってから気付いたからです。
具体的にいえば、先生になりたとか医者になりたいとかです。なりたいものがなかったり、分からない場合、自分の性格的にあっている職業を考え、調べることはしたほうが良いと思います。
私は当時
・自分が得意な科目から行きたい学科考える
・自分の偏差値で行ける大学を調べる
・大学別、学科別の卒業生就職先を調べる
・その企業の年収調べる
せいぜい、進んだ先にどういう選択肢があるかを調査しただけでした。
そして
選択肢が狭まらないように
なるべく偏差値の高い大学を目指す。
というのが私が出した結論でした。
その結果
どちらかというと理系科目が得意なので理系の国立大学に進み、皆が行くから大学院に進学し、無難に就職をこなし、現在は設計・開発エンジニアとして大手メーカーで働いています。どこにでもいるおもしろくない経歴です。
もし、浪人時代にしっかり考えていれば。違う職業、違う人生を歩んでいたかもしれません。
受験生の時は理系に進めば就職活動で無限の可能性があるだろうと思っていましたが、レールにのって理系科目を勉強し、就職活動をするときには、視野が狭くなってしまっていました。
せっかく院まで出たから、それを活かせるのは技術系総合職だろうと考え、その範囲で就職活動を行いました。
私の就職活動時のマインドセットにも問題があると思いますが、浪人時代に一回考えることで、文転まではいかなくとも、就職活動時、もう少し広い視野で異なる考えをもつことができたと思います。
自分がどういうことが好きかとか
どういう仕事をしたいとか
性格的にどういうことに向いているかとか
どういう土地で働きたいとか
どのような人生にしたいとか
より具体的により深く考えるて
より遠くのゴールを想像する
こういうことをやっておくべきだったと
今になって思っています。
大学合格や就職はゴールではないのです。
本来、高校生活のなかでどういう道に進みたいかをしっかり考えるべきです。
しかし、私のようにどこにでもいる学生は、とりあえず勉強頑張って偏差値がより高い大学を目指して、大学入ってから将来について考えようとしているでしょう。
しかし、それでは取返しがつかないことがあります。特に、美容師、先生、医者などの専門職は大学に入ってしまってから進路を変更するのは大変苦労します。
目まぐるしい高校生活で考えることができなかったことでも、いったん落ちついて考えることができる時間があるのが『浪人』です。
これから浪人生活に入る人達
いったん立ち止まって考えて
将来について
人生について
ぜひ考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いろいろ書きましたが
浪人生活を終えた時に勉強を頑張って志望大学に受かるという結果以外に、何か他のものを得ることができると
振り返った時に浪人生活を肯定することができます。無駄じゃなかったな~っと思えます。
ぜひ、勉強を疎かにしない程度に他の何かを得ることをすることをおすすめします。
では。また。